さて、また、話は長くなりますが

15年前の話になります。


以前から よく行く 釣り場 「中山の陥落池」がありました。


へらぶなは 濃くて いつも 釣り人でいっぱいでした。

Kさんの自宅から近く もともと、この池が Kさんとへらぶな との出会いだったと聞いています。


その池に よく、主人とナイターに行ってました。

当時は 昼間に釣る方から ナイター釣りは 好まれていませんでしたが



大型ではありませんが へら釣りが楽しくて 休日までの、一週間 待てなくて

夕食後 でかけ 23時ごろまで 

とにかく 人は居ないし ウキは動くし 結構楽しめました。 



そんな時 時々 家が近くのKさんが 自分は竿を出しませんが

コーヒーを差し入れに よく 来てくれました。


そして、主人に いろいろ アドバイス してくれました。

この時 お聞きしたお話も 沢山あり 忘れられない話し ばかりです。



その一つ、

ある日 

主人 ウキが動くのに なかなか 釣れません

Kさん 「もう少し 軟らかくしてみたら」 と

主人 エサ それなりの 軟らかさに しました。

でも、釣れません


またまた、もう一度 Kさん 「もう少し 軟らかくして」と 

またまた、主人なりの 軟らかさに

でも、 釣れません



Kさん もう一度 「振れないほど の 軟らかさに してみて」

と 

そうすると主人 「これ以上の 軟らかさは 振れないなあーー」と 言いながら  

それでも もう一度 軟らかくして 振りました。

そして

主人 ウキの馴染を見ながら 「あぁあー 駄目だ 外れてしまった」と 

竿を 挙げようとすると 

Kさん 「いや エサ ついてるよ」と 言いました。

そうしてると すぐ 釣れました。



主人 「エサを振った 本人が 外れたと言っているのに、、」と 

笑いながら へらぶなを釣っていました。

 
つまり 

へらぶなを釣るのに この 軟らかさが 必要なんだ  ということなのです。


つまり

誰も この軟らかさにしない  また、こうして 釣れても 次には 忘れたのか しない 


つまり

釣り人は 振りにくいエサは 振ろうとしない  振る 努力を しない

ハリにつけやすいエサをつけ 振りやすいエサ にする



米粒大のエサも 同じ事が言えると思います。

米粒大しか 釣れない時もあるのです。

でも、つけにくいから 振りにくいから しない のです。



以前 言われたことがあります。


へらぶなの釣れる日

釣ることばかりしか 考えてない

つまり



エサの硬さを 何種類か いろいろ 試してみて 

どのエサが一番喰うのか 確かめることをしない


これは 大きさも 粘り も 同様で 

確かめる事で きっと へらぶなの釣れるエサを知ることが出来るのに 

と 言われました。




音を立てないように エサを打つ

と 

同様 この 訓練も必要なことだと、。










「違い」 その7

今回は kさんの エサの幅の広さ です。

Kさんの  エサの大きさ というと 小さいのは 米粒大  から   ピンポン大 までのエサ 

粘り は    すぐ落ちるから   1分過ぎても落ちない エサ

硬さは     ガチガチ から 振れないほどの 柔らかいエサ


これは 誰にも まね出来ない エサの幅だと 思います。


イヤ  しない と 思います。