最終章 その6
「エサを 喰わせたから」

主人のは 外れにくいので 深くなる 

へらぶなは 糸を感じる だから

警戒して 素通りすることになります。



主人 この日 帰宅して すぐ 私に 話して聞かせました。

「へらは 私の前を素通りして行っのに Kさんの前では 止まっている 」と、


この日も Kさんの 凄さを まざまざと 見せられた訳です。



ここで、感じるのは

Kさんは その日の時間の流れを予定して 釣りをされていると思いました。

つまり、

その日 何時間 釣りが出来るか

例えば 用事があって 3時間しかできない場合

このような釣り方はしないと思います。




釣りに行って 釣れなければ帰る

たぶん それは 無いと思います。

自分の納得の時間での 納得の内容 なのではと そう 感じます。





すみません これは 50上の釣り のお話ではありませんが 

この話も 15年ぐらい前のこと   お話ししたい話です。 (*^_^*)

主人が Kさんの話題にするとき いつも出てくる 何度も 聞かされた 話しです。

笠置ダムの上の池 もともと、尺半上で ウキはなかなか 動かない釣り場 でした。

朝 9時頃から Kさんと主人で 竿を出しました。

エサを打ち始め 3時間ぐらい過ぎて

主人 ノーアタリ

Kさん アタリ が 有った様子 でも 釣れてません。

(というより 釣らなかったようです)

そして、

さらに 2時間後

透明度良く  主人のウキの先 エサを喰うどころか へらぶなが通って行くのが見えたとか

また、、数匹の鯉も 素通りしていくのが 分かったとか

そうすると そのへらぶなは

Kさんの ウキの先 で 止まっているのです。

そうしていると

Kさん 5〜6匹 ポンポンと 尺半前後の へらぶなを 釣りました。


また、鯉も しばらく Kさんの うきのまわりを離れず 泳いでいたとか


その時 主人は 

「私の前は 素通りしているのに Kさんの所では 止まっている!!」



そうすると Kさん 


「ええ、 私は へらに たくさん エサを喰わせてますから 

(*^_^*)

ほら!!  

このへらも あのへらも 3時間前から 私のエサを喰っていますから

Oさんは 喰わせてないでしょ」


と、 

指を指しながら 言われたそうです。 

つまり

打ち始めから へらぶなは 回遊してきたとき Kさんの外すエサ  糸 の着いていない

安心して喰える エサを 喰っていたわけです。


そして、

3時間後 たまたま アタリが出ます、


しかし ここでは まだ 喰わせ足りない もう少し と まだ、釣りはしないのです。

この
 
アタリが出たのが チャンス 

それは 釣るチャンスではないのです、

またまた、

へらぶなを安心させるチャンス

またまた、エサを外し エサを喰わせるわけです。

また、

もし アタリが40上だとすると 下に下げ 尺半をねらえる ことになります。


と言うように

安心させておいて 釣っていくから 

5〜6枚 釣れ続いたというわけです。

はい、主人も 外すエサは 100も承知 でも 外れても 深い

Kさんの エサを喰わせる場所