最終章 その17
  「なじんだ後のアタリは捨てる」
の 意味

Kさんが どんな場面でも 

たぶん

Kさんと 一度でも いっしょにへらぶな釣りをされた方なら お分かりだと思いますが


とにかく 「釣れる」 というか 
 「釣る」  

そして、釣れても 釣る枚数が違う と

どなたからも よく お聞きしました。



このことは 主人もそうで

主人 以前 よく ご一緒させて頂いていましたので

誰よりも 強く 感じていたと思います。 


そこで

この話も 以前 お話ししましたが

機会がある毎に 何度も 



「何が 違うのですか?」

と、聞いていました、


Kさんの答えは いつも 同じ


へらぶなを 脅かさない 事

そのためには

前回 説明しましたが


「えさを 外す」 つまり 糸を見せない


です。

そして、次に 言われるのが

 「ウキがなじんだ後の アタリは取らない」 

マブナ

例えば  前回の続き で Vの字の場所で へらぶなが止まります。



また、 次に 大切なことは

えさが 付いたまま竿を 挙げないこと です。 

えさが 付いたまま挙げると えさが上に上がっていき へらぶなを脅かすことになるからです。



また、

この 待つと言うことは

まぶなが 上がって えさ 喰う ことになる
のです。



この マブナを釣ることが また、へらぶなを 脅かすことになるわけです。


それでは ウキの動きをみるには


なじみ前後のアタリを取り       なじんだ後のアタリは取らない




すみませんが 今まで 何度も お話ししてきたないようですが 



是非 是非 試して見て下さい。


それは 小べら釣り でも

そして、 これが 大型に近づく 方法かも知れません。




そこで ウキは 沈んで行きますが


そこに へらぶなが 居ないわけではありません

次は へら釣り の時の ジャミ と マブナ の お話になります。



 

そうすると ウキがなじみ ます。


一般的には まだ 釣れる可能性があると思い ウキがなじみ えさが落ち 

ウキが上がってくるまで ずっと 待っていますね。


そうすると 糸が下へ引っ張られ 糸が動きやすくなり

へらぶなが動くと ウキにアタリのような 動きが出ます。

ほとんどの方は

これを アタリだと 思って 合わせます。 


この カラ合わせは 激しく糸が上がり 

へらぶなは 驚いて 逃げて行くことになるのです。



つまり これは 糸連れ の場合がほとんどな訳です。




つまり 


なじんだ後 当たっても 喰いアタリとは考えないわけです。

しかし そう 簡単には 喰いません。