最終章 その16  「これだけは 言いたい」

前にも 申しましたが

Kさんは いつも

「どなたも それぞれに へらぶなの楽しみ方がある」

と 言われます。

なので

決して 釣り人に  こうした方がよい と 言わないと思います。




この 
「これだけは 言いたい」


これは 私が 今まで お話しした中での もう一度 言いたいことです。






Kさんの 50上も釣った枚数は 驚異的なもの

以前にも 書きましたが

Kさんの 目利きは 素晴らしい


釣れる釣り場 を捜し出し  その釣り場で釣るときの時期を知る  

そして、その時の釣り方が合っている


だから、

全てが 揃って 50上に巡り会える

と、常々 思っています。


以前 Kさんから 聞いたことがあります。

「釣れない場所には 入らない」





そして、

今から お話しする 普段の「へらぶな釣り」


大型だけでなく 「へらぶなを釣る」 その時の その枚数も 半端でない



それは 

今まで Kさんと一度は いっしょに 釣りをした方は ご存じと思いますが 


その差 その違い  

どなたも その違いに ため息が出たのではないかと 思います。



主人も そのひとり

どこへ行っても Kさんは釣れる  主人は 釣れなくても Kさんは 釣る

また、 

主人も釣れても  Kさんの釣れる枚数は 半端でない

また、絶対 大きさも 大きい




それは なぜか



ずっと 以前 聞いた中に


まず へらぶなは プランクトンを食べるために

水面近くを 泳いでいます。


棚を上げて 釣る



棚を上げると 糸連れが出ません

これは へらぶなが 居ないのではない


棚を下げるほど 糸が長くなり 糸連れが 激しくなるのは 当然のこと

エサが 底に着ければ 糸が張り

糸が動きが激しくなります。


これを 喜んでいるようでは カラツンの連発で

へらぶなは釣れない



「まず、ウキが動くことに こだわっていると 釣れない」 

つまり

糸連れを へらぶなが 喰っているとの考え方を 変える


おまけに 大きいほど 糸に触らない

ウキが動かなくても へらぶなは来ている


また、

糸に触ってウキが動いたときの時のへらぶなと

喰って釣れたへらぶなとは へらぶなが違う


底釣り仕掛けで へらぶなが釣れたとき 実際にへらぶなが食った場所は 

底近くの 宙で喰っている可能性が 高い 





さて、次は

とにかく えさを外す


と言うことは

糸が下がらない 下げると へらぶなが 糸を感じて 逃げていく


この 糸の付いていない えさを 安心して 喰わせる 事が 大切




喰わせも

なじませない


待たない 


ずっと 待たなければならない えさを着けない


と言うことは

なじむ前後の アタリを取る



これが Kさんと 他の方の 最大の違いだと 


今まで 何度も お話ししましたが

つくづく 思います。




これ 試してみませんか

絶対 今までの釣りと 何かが 変わってくると 思います。





そこで

エサを 外す のは 本当に難しいですよね。


それでは

どうすれば 外れるのか

Kさんは 言われました。



「簡単なこと 水を加えればよい」




しかし

そうすると エサは軟らかくなり 竿を振ると 落ちてしまいます。


その落ちない 程度の軟らかさ 



このエサを振る努力が 

へらぶなを釣れるようになる 一歩 だと 言えます。




そして、

なるべく エサは 小さく


と、


すみません

なかなか うまく 言い表せませんが

このことが

せめて このように してみれば

と、

私でも 言える釣り方だと 思います。





(*^_^*)