最終章 その19 「待たない」

すみません これまた くり返しになりますね。


たいしたお話ではないのですが、 こんな話しもありました。



もう 10数年前 有る大型の釣り場 Kさんと 主人

帰宅しての話ですが  その内容は 「待たない」でした。


二人で釣り始めます。

何度も 何度も 申しますが 「えさを外す」ので

そうすると Kさんの打ち返しは 速い

しかし

釣り人は 自分も竿を振りの釣りに集中していますので 

人様の釣りの状況など 見る訳有りません

だから 

Kさんの打ち返しと 比べることは ありません。


つまり 

その時 他人が後ろから 見ていたとすれば 

かなり 主人の打ち返しの方が 少なかったのではと思います。


私が 思いますに たまには 釣れている人の釣りを後ろから 見てみるのも 良い お勉強かなと。

しかし 釣りを楽しみたくて それを なかなか しないのですよね。

さて、

釣りながら Kさん

主人に 「待ったら 駄目ですよぉーー」と、言ったとか。

つまり 主人が待っていたのだと思います。

(エサを 外せないから 仕方有りませんが)


帰宅して 私に話した訳ですが


いつもながら 主人は Kさんから 言われても 

外すのは百も承知

心の中で  『待ってない のに!』 と、思ったとか

しばらくして Kさん

またまた 「待ったら 駄目ですよ」

と、

またまた 主人 Kさんに 「うん」

と、言いながら

『待っていない のに』と、 内心 

『しつこいなぁーー』と、思ったと言います。


そうすると 


主人が 42〜43pが 釣れたとか

主人は 勿論 釣れたことが嬉しいですよね。

と、


すると 

Kさん いつものように あきれた顔


「待っては 駄目だって」

主人 心の中で 『釣れたのにーー』 と、


Kさん

「ほら 待っているから 40上が 釣れたでしょ」

そうなのです


「待つから」 小さいのが釣れた訳です。


主人は うきを見方が まだ 素人

えさがすでに 馴染んで 狙っているへらぶなの 棚から下がっていた訳で


この 棚では 希望の大型のへらぶなを 喰わせられないわけです。

 

以前にも 書きましたが

待つと マブナも 上がってくる
  また、 小ベラが 喰ってくる

これも 希望する釣りたい 大型の邪魔になっているわけです。


さて、 これから  考えますと

Kさんのへらぷな釣りには

「えさを 底に置いて 待つ 釣りは あり得ないわけです」



よく 「底で釣れた」と お聞きします。

この話も Kさんから 以前 よく お聞きしていましたが 

仕掛けを 底に合わせて 底釣りをして 底で釣れたと思っても



実際は


マブナは 底のえさを食うが

底近くの 宙で 喰っている 事が多い と。 

へらぶなは 底から えさが浮いたとき 喰う

と、聞きました。

勿論 底釣りで 釣れないとは 言いません。

ハタキの時期 など 条件が違います。

また、

駆け上がりになっている底では 「宙」 の釣りになる場合がありますね。






主人 よく Kさんと ご一緒させて頂いておりました。


なかなか 人様から 釣りの極意を 聞き出すことは無いし、

Kさんも 人様には 言わないと思います。


たまたま 話しやすかったのか

「俺には よく いろいろなことを 教えてくれたと思うよ」と 


今も いつも 昔の話を嬉しそうにします。 



しかし なかなか 教えて頂いても  難しい ですね。