3月17日 

つづく

御納経印とは、

観音様にお参りし 読経、写経を納めた方が 観音様の印として「ご宝印」を押印して頂く

とのこと

印字の梵字は観音様の種子で、周囲の火焔で、「むさぼり、いかり、ぐち」を焼却するいみである 

と。

熊野那智大社
青岸渡寺(如意輪堂)は、西国三十三所霊場の第一番札所
 
西国三十三所巡礼は、大和の長谷寺の徳道上人によって718年に始められ、

その後、衰微し、花山法皇によって再興されたと伝えられています。

那智での一千日の修行を終えた花山上皇は、

西国三十三ケ所観音霊場巡礼の旅に出、各地で歌を詠んだ。

それが御詠歌のはじまりで、

那智山青岸渡寺(せいがんとじ)は三十三ケ所巡礼の第一番札所となったとも伝えられています
那智山 青岸渡寺
(なちさん せいがんとじ)

天台宗

本尊: 如意輪観世音菩薩

 「熊野三山」 本宮 新宮 那智の三社

本宮に「阿弥陀如来」 新宮に「薬師如来」 那智に「観世音菩薩」をと。

さて、今回 主人と結婚して 約30年 その記念に 旅行の話にと、なりました。

観光 温泉 の、どこにしようかと、考えたとき

九州西国三十三巡礼 の経験から、

一番歴史の古い 「西国三十三観音巡り」をと、思いつきました。


第一番札所が 那智


初めてでした  このお寺もですが、この関西のどのお寺も

かなり大きく とても 有名なお寺ばかり どこへ行っても 沢山の方がお参りされていました。

そして、その建物の 柱、屋根、天井 そして、納められている、仏像、

そして、庭園 それは、どの場所も 感激ばかりで、ゆっくり、まじまじと、眺めてまいりました。


そして、また、すごいなと思ったのは お寺までの道 離合もままならない道路もありですが、

お寺には きちんと有料の駐車場がもうけられ、

どんなに高い場所の お寺でも、すべてきれいな水洗トイレでした。

また、ほとんど 拝観料 が、必要で、

「御宝印」を頂くのに 500円

 「観光名所」をも  感じましたが、

   
誰もが 手を合わせ 生きていく中 何かを感じ、何かを求めに来られているのではと、

と、思いました。

さて、今回、西国三十三観音霊場も 掛け軸に 「御宝印」を頂くことにしました。

青岸渡寺の現在の本堂は、織田信長の焼き討ちにあったのを

豊臣秀吉(1536〜11598)が1590年に再建した桃山様式の建築で、南紀最古の建築物です。

重要文化財に指定されています。
滝を神とする自然崇拝からおこった社で、

 神社とはいっても本殿も拝殿もなく、滝を直接拝む形になり

社殿がないことからもはっきりとこの大滝が御神体であること  と
大滝に現在、「熊野那智大社別宮飛瀧神社」があり

資料によりますと  「日本の滝100選」のひとつ。
 
一般に「那智の滝」といわれ、 落差133mの日本一の直瀑

「熊野那智大社」

熊野那智大社と青岸渡寺は隣接して建っています

 神社と寺院が隣接して建つという、熊野三山中もっとも神仏習合時代の名残りを残している那智。